【おもしろ小箱】 No.208「特別展『生物の進化と恐竜ワールド』がはじまるよ!」

▲三葉虫。細長い軸の先に眼がある((一財)進化生物学研究所所蔵)

 「三葉虫って知ってる?」『知ってるよー!』「じゃあ、マストドンって知ってる?」『え~? なにそれ~?』

 現在の地球には、多様な生物が相互に関わり合いながら生息しています。この多様性は、今からおよそ6億年前のカンブリアの大爆発とよばれる、地球史上の大事件が起きたところからはじまっています。その後、生物は海から陸への進出や数回の大量絶滅などを経て進化してきました。私たちほ乳類の祖先は、これら大量絶滅の危機を何回も生きのびています。

 山口県立山口博物館では、古生代から新生代に至る生物の貴重な化石や中生代に繁栄した恐竜の化石、山口県内で発見された恐竜の卵化石と足跡化石などを展示する特別展「生物の進化と恐竜ワールド 発見!探検!6億年のタイムトラベル」を8月7日から開催します。マストドンが何者かを知るには博物館に行かなくちゃ! お出かけ前にホームページをチェック。オンラインでの事前予約制となっています。

山口県立山口博物館 特別展担当 赤﨑 英里

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