夏の甲子園と神奈川大会中止を受け、神奈川県高野連が独自に開催する「県高校野球大会」2回戦で4日、昨夏の神奈川大会を制した第1シードの東海大相模が7-0で川崎北を七回コールドで下した。7日の3回戦で山手学院と対戦する。
東海大相模は二回に笠川洋介(3年)が右翼線への適時二塁打で先制すると、三回は先頭鵜沼魁斗(同)の左前打を皮切りに、打者11人で5短長打を集めて一挙6得点で突き放した。先発の笠川はカットボールと直球がさえ、4回を1安打無失点に抑えた。
3打点のキャプテンの山村崇嘉(3年)は「一戦必勝で自分たちのアグレッシブ・ベースボールを貫いていきたい」と表情を緩ませた。25人のベンチメンバーを3年生でそろえた門馬敬治監督は「悩みに悩みに、悩んだ上で決めたメンバー。きょうのサガミにとって、ベストな決断をした」と話した。