待ちに待った夏休み 雲仙で市民ラジオ体操会

ラジオ体操で大きく体を動かす子どもたち=雲仙市、愛野運動公園

 長崎県の雲仙市内全域で2日、「市民ラジオ体操会」があり、市民約600人が体を動かした。
 市民の健康づくりを目的に市教委が毎年、夏休み最初の週末に開いている。今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校の影響で、市立小中学校の1学期終業式が7月31日になったため、ラジオ体操会の開催もずれ込んだ。
 各会場では、スポーツ推進委員が正しい動作について説明し、参加者は午前6時半の放送に合わせて体操をした。愛野町の愛野運動公園には約90人が集まり、3人の子どもと一緒に参加した山崎聡美さん(40)は「朝日を見ながら楽しくできた。できるだけ子どもたちと一緒に続けようと思う」と笑顔で話した。

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