来年の開催へ 希望つなぐ花火 音楽フェス実行委、9日に生配信 

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クラウドファンディングで花火打ち上げの協力者を募ったLugz&Jeraさん

 人気アーティストが多数出演し、岡山の夏を盛り上げる県内最大級の音楽フェス「MUSIC TRIBE」。10年の節目となる今年は新型コロナウイルスの影響で延期になったが、実行委は開催予定日だった9日、来年への希望をつなぐ“エール花火”を打ち上げ、ライブ配信する。

 フェスは、音楽で古里を元気にしたいと高梁市出身のシンガー・ソングライターLugz(ラグズ)&Jera(ジェラ)さんが発起人となり、2011年から毎年開いている。これまで歌手の荻野目洋子さんや相川七瀬さん、三浦大知さん、16人組ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」といった人気アーティストが多数出演し、昨年は延べ1万人を動員するなど音楽イベントとして定着してきた。

 今年は8~10日の3日間、10年目の集大成として50~60組が登場する過去最大規模となる予定だったが、新型コロナの影響で大型イベントが相次いで中止になっている状況などから延期を決めた。

 花火は、フェスを楽しみにしていたファンと来年開催への機運を盛り上げるとともに、ステージが減って苦境に立つ音楽関係者を励まそうと企画した。3密(密閉、密集、密接)を避けるため、打ち上げ場所を非公開とし、9日午後8時から動画投稿サイト・ユーチューブの音楽フェス公式チャンネルで生配信する。75発の打ち上げを予定している。

 実行委は7月9日から20日間、クラウドファンディングで賛同者を募り、目標(100人)を上回る378人の支持を得た。調達金額は公表していない。

 実行委員長を務めるLugz&Jeraさんは「コロナ禍で沈んだ気持ちを盛り上げようと各地で打ち上げられる花火を見て、人を感動させる力があると感じた。来年開催への希望を多くの人たちと共有したい」と話している。問い合わせは実行委(086―238―7558)。

昨年開かれた「MUSIC TRIBE」の様子=コンベックス岡山