SkyLink Japanは、FLIR Systemsの正規代理店として、ドローン開発に向けたOEM用デュアルセンサーモジュール「FLIR Hadron」の取り扱いを開始した。
FLIR Hadronは、12メガピクセルの可視光カメラと、最高60Hzのフレームレートの赤外線カメラ「Boson」が軽量・コンパクトに一体設計されている。米陸軍向けに設計された信頼性があり、機動性が求められる災害・救援時の対象物の早期認識や、点検分野での熱異常箇所発見の用途など、日本国内でもドローン開発の重要な要素になることが期待されるという。
■FLIR Hadronの特長
- 統合された可視光/赤外線モジュール:飛行中の熱画像とHDカラー画像を表示。検査など暗所で対象を発見するのに最適
- コンパクト設計:小型クラスの機体用に設計された高解像度の出力が可能。コンパクト設計のため機体への柔軟な配置ができ、より長い飛行時間を維持できる
- 市場投入までの時間短縮:ドローンメーカーはこのソリューションにより、研究開発のコストや時間を短縮可能
■主な仕様
- 赤外線カメラセンサー:Boson 320x256 pixels/60Hz or 30Hz
- 可視光カメラセンサー:Sony 4056x3040 pixels(12MP)/60Hz
- サイズ:24x45x36mm
- 重量:42.8g
- 動作環境温度:−20℃~+60℃
- 防水防塵性能:IP53
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