プロジェクトE:ケン・ブロックが電動車両でカムバック。フォード・フィエスタERXをドライブ

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 世界的実業家であり、YouTubeでの“ジムカーナ”シリーズで多くのファンを獲得する人気ドライバー、ケン・ブロックがラリークロス界に帰ってくる。ブロックは、この8月22~23日にスウェーデンのホーリエスで開幕する『Projekt E(プロジェクトE)』の開幕戦にSTARD製の『フォード・フィエスタERX』で参戦することがアナウンスされ、2020年のダカールラリーに続き、電動モデルでの競技参加を果たすことが決まった。

 WRC世界ラリー選手権や、WolrdRX世界ラリークロス選手権にもフル参戦した経験を持つブロックは、2020年1月にサウジアラビアでドライブした電動SUVによる新シリーズ『Extreme E(エクストリームE)』用のワンメイクEV車両『ODYSSEY 21』に続き、ラリークロス界初の電動カテゴリーとして創設されるプロジェクトE用のEVマシンのステアリングも握ることとなった。

 この『フォード・フィエスタERX』は、元WRCドライバーのマンフレッド・ストール率いる技術企業STARD(Stohl Advanced Research and Development)が、ラリークロス競技用に開発した電動パワートレイン・キット“REVelution”を搭載し、150kWを発生する3モーター構成で総合出力612PS/1002Nmを発生するモンスターEVとなっている。

「STARD製のフォード・フィエスタERXで、世界初の電動ラリークロス・シリーズのプロジェクトEに参戦するのが超楽しみだ。クルマは最高にイカしてて、本当にヤバい仕上がりだ。ホーリエスでステアリングを握るのが待ちきれないね!」と、高いテンションで意気込みを語ったブロック。

世界的実業家であり、YouTubeでの“ジムカーナ”シリーズで多くのファンを獲得するケン・ブロックが、久々のラリークロス復帰を表明した
そのケン・ブロックは、2020年のダカールラリーで、電動SUVによる新シリーズ『Extreme E(エクストリームE)』用のワンメイクEV車両『ODYSSEY 21』を経験している

 その人気ドライバーが操るフォード・フィエスタERXは、ブロックのデビューを記念して特別なVINコード(車両識別番号)の“043”が与えられており、「幼少期からのお気に入りナンバー」として、実戦でも一貫して使用するNo.43の数字が贈られた。

 STARDの創業者兼CEOのマイケル・サコウィックは、先にアナウンスされた『シトロエンC3 ERX』のシリーズデビューに加えて、ブロックの参戦を歓迎するコメントを残した。

「そう、ケンはホーリエスで我々のフォード・フィエスタERXをドライブすることを本当に楽しみにしているんだ。彼は世界でもっとも有名なレースドライバーのひとりであり、プロジェクトEというシリーズが彼のようなビッグネームを惹き付けることができるという事実こそ、今後の可能性を示している」

「同時にケンはモータースポーツとラリークロスでの膨大な経験があり、彼のフィードバックを得る意味でも興味深い週末になるだろう。それに、我々の製作したもう1台のマシンであるシトロエンをドライブするマッズ(オストベルグ)との共演は、週末の開幕戦をさらに引き立てる競演となりそうだ」

「ケンはあらゆる種類のクレイジーなマシンをドライブしてレースをしてきたが、彼は、我々のフォード・フィエスタERXに非常に感銘を受けると思うよ!」

ケン・ブロックのフォード・フィエスタERXは、デビューを記念して特別なVINコード(車両識別番号)の“043”が与えられた
この『フォード・フィエスタERX』は、電動パワートレイン・キット“REVelution”を搭載し、150kWを発生する3モーター構成で総合出力612PS/1002Nmを発生する