【新型コロナ】JR横浜駅で駅員が一斉消毒 お盆目前、安心して利用を

ホームの案内板の消毒作業を行う駅員=JR横浜駅

 新型コロナウイルス感染症が再拡大する中、JR横浜駅で7日、駅員らによる一斉消毒作業が行われた。お盆の帰省シーズンが目前に迫り、駅利用者が安心して利用できるよう約40人が手すりやベンチ、券売機、案内板など、人が触れやすい構内設備のアルコール消毒に取り組んだ。

 JR東日本横浜支社によると、同駅では清掃スタッフが日々、構内の清掃や消毒作業に従事。職員も消毒に加わることで、構内をくまなく効率的にカバーでき、利用客に安全・安心をアピールする効果も期待する。

 同駅は、昨年度の1日当たりの乗降客数が約84万人に上るターミナル駅。感染症収束の見通しが立たない異例の夏だが、原昭浩駅長は「多くのお客さまが安心して利用できるよう、今回のような取り組みを継続し、感染症対策に万全を期したい」と話した。

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