【新型コロナ】横浜で51人感染、1人死亡 横浜労災病院ではクラスターか 区別発生状況公表

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は7日、10歳未満から90代までの男女51人の感染が新たに確認された、と発表した。市の1日当たりの感染者数としては過去最多。うち90代男性が亡くなった。残りの50人は重症と中等症が各1人で、48人が軽症または無症状。27人の感染経路が不明という。

 年代別は20代が22人で最多。50代12人、40代5人、30代4人、60代3人、80代と90代が各2人。10歳未満は1人だった。

 市によると、横浜労災病院(同市港北区)では20代の女性医師、50代の男性看護師、いずれも入院患者の40代女性と80代男性の計4人が感染。作業療法士や患者ら計3人の陽性が既に判明しており、市は院内でクラスター(感染者集団)が起きたとみて、100人前後を検査している。

 経路が判明している24人のうち、11人は家族内感染。90代と80代の女性は、市外の同じ有料老人ホームの入所者という。

 亡くなった男性は1日に発症、6日に搬送先で死亡が確認された後、陽性と分かった。

 市が7日までに発表した患者の区別住所地は、次の通り(毎週金曜に更新)。

 ▽鶴見区=108人▽神奈川区=62人▽西区=35人▽中区=92人▽南区=67人▽港南区=71人▽保土ケ谷区=62人▽旭区=104人▽磯子区=36人▽金沢区=46人▽港北区=107人▽緑区=46人▽青葉区=119人▽都筑区=50人▽戸塚区=55人▽栄区=22人▽泉区=42人▽瀬谷区=65人▽市外=76人。

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