川崎市は7日、子どもの看護休暇を不正に取得したなどとして、市財政局の男性職員(34)を停職5カ月の懲戒処分にした、と発表した。職員は同日付で依願退職した。
市によると、職員は2013年7月2日から19年6月18日までに計27回、子どもの看護と偽り、特別休暇を取得。また今年2月19日と3月16、17日、診断書の提出など正当な手続きを取らずに遅刻や欠勤、長時間離席をした。
市人事課によると、職員は不正取得について「体調不良で休んでいた。年次休暇を貯金したかった」と釈明。遅刻なども体調不良を理由に挙げた。