英Glass Animals、4年ぶり新譜には東京にインスパイされた曲も収録

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英オックスフォード出身の4人組エレクトロニック・バンド、グラス・アニマルズ(Glass Animals)が、4年ぶり自身3作目となるスタジオ・アルバム『Dreamland』を2020年8月7日にリリースした。フロントマン兼プロデューサーのデイヴ・ベイリーによると、「夢の国」と名付けられたこのアルバムは「人生のノスタルジックな回顧録」であり、2018年にバンドのドラマー、ジョー・シーワードがバイク事故に遭い、彼が生死をさまよった時に抱えた感情を含め、デイヴの個人的な経験を元にした楽曲が収録されていると語る。

「このアルバムには、僕の人生の中で最も混乱した多くの瞬間が反映されています。幼い頃の最初の思い出から現在までの、成長の記録のようなもの…。実際、どの経験も非常にエキサイティングなものです。だから人生は、僕らにイエスかノーの2択の質問を投げかけてくる。でも、世界はそれよりもずっと面白くてカラフルな場所。流動的で不確かな所なんです」

グラス・アニマルズは2010年に結成。シンガーソングライターでプロデューサーのデイヴ・ベイリーと、彼の幼い頃からの友人である、ドリュー・マクファーレン、エドモンド・アーウィン・シンガー、ジョー・シーワードの4人で構成される。デビュー・アルバム『Zaba』を2014年に、セカンド・アルバム『How to Be a Human Being』を2016年にリリース。

昨年末に配信となった、ラッパーのデンゼル・カリーをフィーチャリングし、東京にインスパイアされた楽曲「Tokyo Drifting」の他、コロナ禍にデイヴ・ベイリーのロンドンの自宅周辺でミュージック・ビデオが撮影された「Heat Waves」など、計16曲が収録されたアルバムとなる。


グラス・アニマルズ『Dreamland』
2020年8月7日発売

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