県内新たに7人 小林で初

 県と宮崎市は7日、県内で新たに7人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。6日のPCR検査で判明し、いずれも軽症。県内の感染者は235人となった。 新たな感染者は宮崎市の70代女性、90代男性、都城市の30、80代男性、50代女性、日向市の40代男性、小林市の20代男性。同市在住者の感染確認は初めて。県によると、都城市の80代男性は入院中で、そのほかの感染者は入院・療養に向けて調整中。同市の30~80代の男女3人はいずれも感染していた家族の濃厚接触者だった。 7人のうち、行動歴が分かっているのは宮崎市の70代自営業女性。7月27日に発熱などの症状があった。同25日以降は仕事を休み自宅で過ごしているため、市は勤務先での感染リスクはないとみている。また、県が6日に感染を公表した、日向市の50代男性は7月29~31日に福岡、佐賀県に出張していた。 県は7日、西都市の障害者支援施設で陽性が確認された入所者6人のうち、新たに1人が入院したと明らかにした。年代は非公表。同施設の感染者の入院は2人となった。施設の感染者の入院を巡り、県福祉保健部の渡辺善敬部長は「重症化リスクや本人の状況などを総合的に判断し、現時点で入院が必要な人は全て入院できた」と述べ、ほかの入所者は引き続き施設内で療養する方針を示した。

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