King＆Princeの岸優太に日本テレビ内から安堵の声が聴かれ始めた。岸は今年の日テレ看板番組「２４時間テレビ 愛は地球を救う」のメインパーソナリティーに起用されているが、ここ最近の好感度アップに日テレスタッフからは「番組カラーにぴったり」かもと期待する声が上がっている。
岸はV6の井ノ原快彦、NEWSの増田貴久、Kis-My-Ft2の北山宏光、ジャニーズWESTの重岡大毅とともに５人でメインパーソナリティーを務める。あるテレビ局関係者は「今回の起用にはいろいろ言われていますが、この形に落ち着いたことに、日テレサイドは不満タラタラだったことは事実です。やっぱり嵐を起用したいという思いは強かったようですから」。
その中でも唯一の“救い”ともいわれているのがキンプリを入れられたことだという。「それでも日テレのドラマで主演をしている平野紫耀ではなかったことに、局内でも岸で大丈夫なのかという声は少なくなかった」と同関係者。
ただ、ここ数週間でガラリとその空気を変えたという。「２４時間テレビ」の番組宣伝の一環として、さまざまな形で番組に出演しているが、岸の好感度は高まるばかりだという。
ある日テレ関係者は「『しゃべくり００７』でも妹と仲が悪いという身内ネタで笑いを取っていたし、その前日に放送された『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！』ではアイドルにもかかわらず、ドロドロになりながら一生懸命に生き物を探す姿がネットでも話題になった。岸くんは何にでも手を抜かずに全力であたる真面目な子なんです。KinKi Kidsの堂本光一くんも岸くんを、『頑張る子、かわいい後輩』と絶賛するほどです。やっぱり『２４時間』は全力で何かに挑戦するというのは根底にあるコンセプトの一つ。そういう意味ではメインパーソナリティーの起用はハマリ役なんじゃないかといわれ始めています」。
今回の「２４時間テレビ」は無観客という異例の形だが、どんなパーソナリティーぶりを見せてくれるのか楽しみだ。
