デジタルアウターミラーの設定を拡充し安全性能を強化
2018年の発売時には、量産車として世界で初めてデジタルアウウターミラーを採用し話題となった。今回の一部改良では、デジタルアウターミラーを“F SPORT”に追加設定するとともに、走行時にモニターから見える他の車両、壁、障害物との距離感を測りやすくする距離目安線の表示機能を追加。車速に応じて車両後端から最小5m~最大30mの距離を示す線を表示する。
さらにパーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)[PKSB]やブラインドスポットモニター[BSM]を全車標準設定し、予防安全装備を充実させた。
燃費性能の向上に加えマルチメディア機能と利便性を強化
ハイブリッドバッテリーを、ニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更。旧モデルのWLTCモード燃費20.6km/Lから22.3km/Lとおよそ8%燃費性能が向上。JC08モード燃費についても、旧モデルの23.4km/Lから25.1km/Lに向上している。
また、マルチメディアシステムはSmartDeviceLinkやApple CarPlay、Android Autoに対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチワイドディスプレイと連携させることで、リモートタッチによる画面操作や音声操作が可能になった。
加えて、おくだけ充電の充電トレイと、センターコンソールのスマートフォン収納スペースを拡大し、より大きなサイズのスマートフォンに対応するなど利便性を向上させている。
レクサス 新型ESの価格およびグレード
■ES 300h “version L”:713万円
■ES 300h “F SPORT”:648万9000円
■ES 300h:599万円
※いずれも消費税込み