ヤンキース・スタントン 左ハムストリング痛でIL入り

ヤンキースは日本時間8月9日、ジャンカルロ・スタントンを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。スタントンは前日の試合で走塁時に左ハムストリングの張りを訴え、途中交代していた。スタントンの故障者リスト入りに伴い、サイロ・エストラーダがメジャーへ昇格している。

スタントンは今季ここまで14試合に出場して打率.293、3本塁打、7打点、OPS1.038を記録。新型コロナウイルスの感染拡大によってシーズン開幕が延期となり、今季は開幕から元気にプレーしていたが、チームが15試合を消化したところで戦列を離れることになった。

レギュラーの指名打者であるスタントンが離脱したことを受け、アーロン・ブーン監督は特定の選手を指名打者に固定するのではなく、「クリエイティブ」に複数の選手を使い分ける意向を示している。なお、日本時間8月10日のレイズ戦ではマイク・フォードが指名打者に起用されている。

スタントンの離脱を受け、急遽エストラーダを昇格させたブーンだが、試合がない日本時間8月11日を利用してチームの戦力を再分析し、さらなるロースター変更を行うことを示唆している。現在アクティブ・ロースターから外れているミゲル・アンドゥハーやクリント・フレイジャーがメジャーへ昇格し、指名打者としての出場機会を得る可能性もありそうだ。

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