海外ドラマで活躍する日本車特集!~レクサス編~【ドラマ映画に登場するクルマたち】

レクサス GX(米国仕様) 2020年モデル

1:日本未発売、レクサスGXが登場!「ブラインドスポット」

FBIなら、黙ってレクサス

ニューヨークの街に突如、裸で現れた謎の美女ジェーン。彼女は記憶喪失で、その全身には暗号のようなタトゥーが彫られているという衝撃的な始まり方の本作は、タトゥーの暗号から導かれる事件を追いつつ、ジェーンの失われた記憶と、FBIのウェラー率いるチーム内の微妙な人間関係を描いていく本格サスペンスドラマです。

コメディや熱血の要素はあまりなく、緊迫感のあるシリアスな展開が続きます。捜査官コンビが運転席と助手席でいつもの会話をし、自慢の愛車でカーチェイス! というお約束もなし。毎度、単なる捜査車両らしきイカついSUVにどさっと乗り込んで…ってあれ、このグリル見たことある! 「L」のマークついてる! FBIがレクサス GXに乗ってるよー! …ってまあ、本当に乗ってるだけなんだけど(笑)。

日本国内で未発売のレクサス GXは、LXとRXの中間に位置するモデルで、トヨタ ランドクルーザープラドの兄弟(従妹?)車に当たるモデル。最上級のLXを使わないあたり、FBIの車両らしく妙にリアルです。

2:レクサス GXとGSの隊列がすごい!「エージェントオブシールド」

アベンジャーズのスピンオフで、レクサス軍団登場!

地球外から来た未知の物体を調査し、人々を守っている組織「シールド」は、あの映画「アベンジャーズ」シリーズにも登場している組織です。そしてこのドラマの第1話の予算は、44分でなんと14億円!(1分あたり約3181万円!) ちょっと目玉がパチクリしてしまいますが、そんな潤沢な予算を使い、この組織はレクサスをごっそり買い込んだようです…。

日本では売っていないSUVのGXをはじめ、レクサス車を組織のクルマとして一括購入しているらしいシールド。サイドにはエンブレムである鷹のマークもしっかり入っています。

映画「マイティ・ソー」でも登場する女戦士のシフが地球外からやってきたときも、5台の真っ黒なレクサス GXとGSでお出迎え。隊列を組むと、さすが精悍です!

ところで、このシフ役の女優さんは上記のドラマ「ブラインドスポット」のジェーン役でもあるんです! レクサスにはもうすっかり乗り慣れているでしょうね!

3:レクサス LCのカーチェイスが超クール!「ブラックパンサー」

マーベルヒーローのスーパービークル

映画「ブラックパンサー」は2018年に公開された、マーベルのヒーロー作品です。舞台は、細々と農業をして暮らすアフリカの貧困国家ワカンダ。しかしそこが実は超文明国で、新国王が代々受け継がれるブラックパンサーの能力とハイテク機器を駆使して戦う活躍を描きます。

さて、悪者を追って韓国にやってきた主人公たち。ブラックパンサーが乗るのはワカンダ・ビークルのレクサス LCですが、乗るは乗るでも、自慢の鉤爪を引っかけて車上に乗る! 運転席には誰もおらず、なんと遠隔操作で妹がワカンダからホログラム運転をしているのです。

夜の街を駆け抜ける青いレクサスは、ワカンダ産の特殊な金属であるヴィブラニウム製で、敵のマシンガン攻撃にも傷ひとつ付きません。闇に溶けるブラックパンサーが車から車へ飛び移り、無人のレクサスが追いついてくる場面は結構しびれますよ!

まとめ

謎の美女が乗っても、FBIや秘密組織の渋いおっさんが乗っても、スーパーヒーローが乗っても似合ってしまうのは、さすがレクサス。日本車の中でも採用率が高いので、他にもたくさんのドラマや映画で見かけますよ。今度見かけたら、ぜひ車種まで注目してみてくださいね!

© 株式会社MOTA