「やまぐち新進アーティスト大賞」が復活 今後は隔年開催

▲第8回新進アーティスト大賞の山口功さんの作品

 2008年から2017年にかけて、10回開催された「やまぐち新進アーティスト大賞」が復活。山口市は、第11回やまぐち新進アーティスト大賞への応募を受け付けている。締め切りは11月30日(月)。

 この賞は、将来の活躍が期待される地元芸術家を支援・育成するために、仁保出身の画家で教育者の故田口克己さん(1919-2006)が山口市に託した寄付金を基に創設された。「新進アーティスト大賞」に加え、第1回から第4回までは市民が選ぶ「ACS賞」が、第5回は「審査委員賞」が設けられていたが、6回以降は「新進アーティスト大賞」に1本化。これまでに、14人が受賞している。10回を節目とし、2年間募集を休止していたが、隔年開催での再開を決めた。

 募集対象は「アート作品(絵画・工芸・彫刻・書・写真・デザイン等)を制作するアーティスト」。問い合わせは、山口市文化交流課(TEL083-934-2717)へ。

© 株式会社サンデー山口