レイズが4時間半の熱戦を制す 筒香は8月初安打を記録

【レイズ8-7レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レイズはマニュエル・マーゴの4打数4安打の活躍もあり、4時間24分に及ぶレッドソックスとの熱戦を制した。今年2月にトレードで加入したマーゴは、開幕から33打数3安打と絶不調だったが、この試合では8回表にダメ押しのタイムリー二塁打を放つなど、2二塁打を含む4安打1打点1四球1盗塁の大活躍。全5打席で出塁し、チームの勝利に大きく貢献した。

マーゴ以外では、マーゴと右中間コンビを形成したケビン・キアマイアーが2安打3打点の活躍。3点を先制された直後の2回表に反撃開始の狼煙となるタイムリーを放ち、5対5の同点で迎えた7回表無死一・二塁のチャンスでは左中間を破る勝ち越しの2点タイムリー二塁打を放った。また、2回裏にはジョナサン・アラウズのセンター後方への飛球を好捕。自慢の好守でも投手陣を助けた。

レイズの筒香嘉智は「6番・サード」で先発出場。8月に入ってからノーヒットが続いていたが、7回表の先頭打者として迎えた第4打席でライトへのヒットを放ち、キアマイアーの決勝打につなげた。その他の3打席はショートゴロ、二塁手のエラー、空振り三振に終わり、4打数1安打2得点。今季の打率は.159となった。

レイズ3番手のアーロン・ループが今季初勝利(0敗)、6番手のアンドリュー・キットレッジがメジャー初セーブを記録。レッドソックス4番手のジェフリー・スプリングスが今季初黒星(0勝)を喫した。なお、試合を締めくくったキットレッジは、オープナーとして明日の試合に先発予定となっている。

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