大谷同点弾&トラウト決勝弾 エンゼルスが乱打戦制す

【アスレチックス9-10エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスはマイク・トラウト、アンソニー・レンドン、大谷翔平がいずれも本塁打を放つなど、自慢の強力打線が本領を発揮。3点を先制しながらも一時は5点をリードされたが、アスレチックス投手陣を攻略し、アスレチックスの連勝を9で止めた。4回裏に6号2ランを放ったトラウトは、9対9の同点で迎えた8回裏にこの試合2本目の一発となる7号ソロ。この一打が決勝点となった。

21打数連続ノーヒットのスランプに陥っていたレンドンは、初回の第1打席で2号2ランを放つと、その後も2つの四球とセンターへのヒットで4打席連続出塁。8回裏の第5打席こそレフトライナーに倒れたものの、3打数2安打2打点の活躍を見せ、通算1000安打も達成した。

前日の試合で今季初のマルチ安打を記録した大谷は、2点ビハインドで迎えた6回裏にアスレチックス4番手のルー・トリビーノと対戦し、初球のツーシームを捉えて同点の4号2ラン。4回裏にはライトへの二塁打を放っており、2試合連続のマルチ安打となった。その他の3打席は四球、ショートゴロ、ファーストゴロで4打数2安打2打点1四球。今季の打率は.200となった。

エンゼルスは先発のフリオ・テーランと2番手のマット・アンドリースが4回までに9点を失ったものの、3番手以降の4人のリリーバーは無失点。5番手のフェリックス・ペーニャが今季初勝利(0敗)、6番手のタイ・バットリーが今季2セーブ目をマークした。一方、アスレチックスはマット・チャップマンが2本塁打を含む3安打6打点の大活躍を見せたが、投手陣が大誤算。トラウトに決勝弾を浴びた5番手のユスメイロ・ペティートに今季初黒星(1勝)が記録された。

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