レッズが今季初の延長戦 ボットーの二塁打でサヨナラ

【ロイヤルズ5-6xレッズ】(延長10回タイブレーク)@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは今季17試合目にして初の延長戦となり、無死二塁から始まるタイブレークを初めて経験した。10回裏先頭のニック・カステヤーノスが四球を選び、続くジョーイ・ボットーがセンターの頭上を越えるフェンス直撃の二塁打を放ってサヨナラ勝ち。6対5でロイヤルズを破った。

レッズは3回裏にマット・デービッドソンの2号2ラン、ジェシー・ウィンカーの2号ソロと2者連続本塁打が飛び出すなど、3回終了時点で4点をリード。ところが、ロイヤルズにジワジワと点差を詰められ、8回表に3番手のアミール・ギャレットがライアン・マクブルームに3号2ランを浴びて5対5の同点に追い付かれた。

試合はそのまま延長戦に突入し、10回表を5番手のルーカス・シムズが無失点に抑えると、その裏にボットーのタイムリー二塁打でサヨナラ勝ち。チームトップクラスの俊足を誇るニック・センゼルを二塁に置き、カステヤーノス、ボットーという好打者が並ぶ打順から10回裏の攻撃をスタートできたのが大きかった。

シムズが今季初勝利(0敗)をマークし、ロイヤルズ6番手のジョシュ・ストーモントは今季初黒星(0勝)。なお、ロイヤルズの先発が左腕のクリス・ブービッチだったため、レッズの秋山翔吾はスタメンを外れ、最後まで出場機会は巡ってこなかった。

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