レイズが7人の継投で快勝 代打・筒香は2打数無安打

【レイズ8-2レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レイズはオープナーを務めたアンドリュー・キットレッジが打者2人に投げただけで右肘の痛みを訴えて降板するアクシデントがあったものの、6人のリリーバーを細かくつないでレッドソックス打線を2得点に抑え、8対2で快勝。先発投手陣が十分な仕事を果たせない状況が続くなか、ブルペンの層の厚さを見せつけた。

直近5日間で6試合を戦っているレイズだが、チャーリー・モートンとヨニー・チリーノスが故障で戦列を離れ、ブレイク・スネルとタイラー・グラスノーがいずれも3イニング以下で降板するなど、先発投手陣には誤算が相次いでいる。そんななかでも救援投手陣がしっかり踏ん張り、この6試合を5勝1敗で乗り切った。

マイク・ブロソーの3号先頭打者アーチで先制したレイズは、1点リードで迎えた7回表にマニュエル・マーゴ、ブランドン・ロウ、ヤンディ・ディアス、ハンター・レンフローと4本のタイムリーが飛び出し、一挙6点を追加。その後のレッドソックスの反撃を1点に抑え、8対2で快勝した。レイズ2番手のジョン・カーティスが今季初勝利(0敗)をマーク。レッドソックス先発のマーティン・ペレスは6回途中2失点の力投を見せたが、今季2敗目(2勝)を喫した。

レッドソックスの先発が左腕のペレスだったためベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は、7回表一死満塁の絶好機で代打として登場したもののサードへのファウルフライに倒れ、9回表の先頭打者として迎えた第2打席ではショートゴロ。2打数ノーヒットに終わり、今季の打率は.152となった。

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