ラウレアーノが同点弾を阻止! 大谷は3打数無安打

【アスレチックス8-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

6試合の出場停止処分に対して異議申し立てを行い、試合出場を続けているラモン・ラウレアーノ(アスレチックス)が見事なプレーでチームを救った。ラウレアーノは1点リードで迎えた7回裏、ブライアン・グッドウィンが放った本塁打性の打球を好捕。エンゼルスの同点を阻止し、チームを勝利へ導いた。

アスレチックスのボブ・メルビン監督は、ラウレアーノが出場不可となった場合に備えて予備のメンバー表を用意していたという。しかし、処分が確定していないラウレアーノの出場は認められ、グッドウィンの同点弾をもぎ取っただけでなく、直後の8回表にはダメ押しの2点タイムリー。攻守両面でチームの勝利に大きく貢献した。

エンゼルスはアスレチックスが試合を優位に進めるなか、マイク・トラウトの8号ソロやアンソニー・レンドンの4号ソロで食い下がったものの、先発のグリフィン・キャニングが3本の本塁打を浴びて4回4失点で降板するなど、投手陣が踏ん張れず。1点ビハインドの8回表にダメ押しの3点を追加され、万事休すとなった。

エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場したが、センターフライ、空振り三振、四球、レフトフライで3打数ノーヒット。連続試合安打と連続マルチ安打は3試合でストップし、今季の打率は.212、OPSは.793となった。

アスレチックス先発のクリス・バシットが6回途中5安打4失点ながら今季2勝目(0敗)をマーク。キャニングに今季3敗目(0勝)が記録された。

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