レッズ追い上げ及ばず惜敗 秋山は1安打2四球で3出塁

【ロイヤルズ5-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ロイヤルズは先発のブラッド・ケラーが6回2安打無失点の好投を披露。7回裏にリリーフ陣が3本の本塁打を浴びて4点を失い、9回裏にはクローザーのトレバー・ローゼンタールが一死満塁のピンチを招いたが、なんとか1点差で逃げ切った。好投したケラーは今季2勝目(0敗)をマーク。レッズ先発のウェイド・マイリーに今季2敗目(0勝)が記録された。

ロイヤルズは3回表にサルバドール・ペレスが4号ソロを放つなど、6回までに5点を先行。一方のレッズは、7回裏にジェシー・ウィンカーの3号ソロ、フレディ・ギャルビスの3号2ラン、ジョシュ・バンミーターの1号ソロと3本の本塁打が飛び出し、一気に1点差に詰め寄った。

8回裏一死二・三塁のチャンスを生かせなかったレッズだが、9回裏はバンミーター、秋山翔吾、ニック・カステヤーノスがローゼンタールから四球を選び、一死満塁の大チャンス。しかし、途中出場のクリスチャン・コローンがサードへの併殺打に倒れ、あと一歩及ばなかった。

レッズの秋山は「1番・レフト」で先発出場。ファウルが球審の右手を直撃するアクシデントがあった第1打席でセンターへのヒットを放ち、第2打席は四球を選んだ。第3打席はショートへの併殺打、第4打席はショートフライに倒れたが、9回裏の第5打席はチャンスを広げる四球。チームの勝利にはつながらなかったものの、3度出塁してリードオフマンとしての役割を果たし、3打数1安打で今季の打率は.244、OPSは.680となった。

なお、秋山の打球を受けた球審のクリス・コンロイは右手薬指の骨折が判明。治療を受けたあと、三塁塁審として試合に復帰した。

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