保険金詐欺摘発 島原署に感謝状 損保協会長崎損保会

感謝状を受け取った宮下署長(左から3人目)と藤本会長(同4人目)ら=島原署

 日本損害保険協会の九州支部長崎損保会はこのほど、保険金詐欺事件を摘発し、損保事業の健全運営に貢献したとして島原署に感謝状を贈った。
 島原半島内で故意に交通事故2件を起こし、保険金など計約750万円をだまし取った事件で、同署などが2019年9月までに暴力団幹部の男ら10人を逮捕した。
 長崎損保会の藤本直季会長らが同署を訪問。「各署、県警本部が連携し迅速かつ、大掛かりに対応していただいた。なかなかなくならない詐欺事件への抑止効果が大きい」と贈呈理由を説明した。同署の宮下直樹署長は「ありがたく思う。今後も、不正への適切な対処に努めたい」と話した。

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