6月交通死亡事故 壱岐署が現場診断

現場診断をする壱岐署員と参加者=壱岐市勝本町勝本浦

 壱岐署はこのほど、6月に交通死亡事故が起きた壱岐市勝本町勝本浦の臨港道路で現場診断をした。
 同署によると、事故は6月28日午後11時25分ごろ発生。現場は国道382号線が海岸沿いを走る臨港道路に突き当たる交差点で、乗用車を運転していた同町の男性=当時(72)=が国道から左折する際、臨港道路のガードレールとガードレールの間から海に転落。搬送先の病院で死亡が確認された。事故後、県が現場にガードレールを設置した。
 現場診断は、県と市の担当者や地元住民ら約20人が参加。同署地域交通課交通係は、右折方向へのガードレール設置などについて県に検討を要望した。岩永直樹係長は「取り締まりを継続し、高齢者や企業に交通安全教育を推進していく」と話した。

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