ダルビッシュ ノーヒッター逃すも快投で今季3勝目

【ブリュワーズ2-4カブス】@リグリー・フィールド

開幕から絶好調のカブスは、先発のダルビッシュ有が7回途中までノーヒッターを継続する見事なピッチングを披露。4対2でブリュワーズを破り、直近10試合で9勝1敗、開幕16試合で13勝3敗となった。カブスが開幕16試合で13勝を挙げるのは1907年以来113年ぶりのことである。

1回表と2回表に四死球で走者を1人ずつ出したダルビッシュは、5回表にもオーランド・アルシアにストレートの四球を与えたが、6回まで毎回の9奪三振を記録し、ノーヒット投球を継続。快挙達成への期待を抱かせた。

7回表は先頭のアビサイル・ガルシアを空振り三振に仕留め、今季初の2ケタ奪三振を達成。しかし、続くジャスティン・スモークに2号ソロを浴び、快挙達成はならなかった。その後、オマー・ナルバエスを空振り三振、ベン・ギャメルをレフトフライに打ち取り、7イニングを投げ抜いたところで降板。104球を投げて被安打1、奪三振11、与四球2、失点1という見事なピッチングを披露した。

カブスはカイル・シュワーバーの3号ソロなどで6回までに4点を先行し、4対2で逃げ切り。ダルビッシュは今季3勝目(1敗)をマークし、今季の防御率は1.88となった。カブス3番手のローワン・ウィックが今季3セーブ目を記録。ブリュワーズ先発のブレット・アンダーソンが今季2敗目(0勝)を喫した。

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