ヤンキース・ジャッジ 右ふくらはぎ痛で故障者リスト入り

ヤンキースは日本時間8月15日、アーロン・ジャッジを10日間の故障者リストに登録した。アーロン・ブーン監督によると、下半身の張りを訴えていたジャッジがMRI検査を受けた結果、非常に軽度の右ふくらはぎ痛が判明したという。ブーンはジャッジが「かなり短い期間」で復帰できる見込みであることを明らかにしている。

ジャッジの故障者リスト入りは最後に試合に出場した日本時間8月12日の翌日に遡って適用されており、ジャッジは最短で日本時間8月22日に復帰可能となる。ヤンキースはこの日から敵地シティ・フィールドでメッツとのニューヨーク対決、「サブウェイ・シリーズ」の3連戦を戦う予定となっている。

ブーンが「アーロンが我々にとってどんなに重要な選手であるかは言うまでもない」と語っているように、今季両リーグ1位の9本塁打、20打点、長打率.758を記録しているジャッジの離脱はヤンキースにとって大きな痛手となる。ヤンキースは少なくとも同地区ライバルのレッドソックスとの4連戦とレイズとの3連戦をジャッジを欠いた状態で戦わなければならなくなった。

ジャッジがふくらはぎを痛めたのは、レイズ4連戦(ダブルヘッダーを含む)の3日間を人工芝のトロピカーナ・フィールドでプレーしたことが原因であると見られている。ジャッジが最後に試合に出場した日本時間8月12日のブレーブス戦、守備の際にとても慎重に動いているように指揮官の目には映ったようだ。

ヤンキースはジャンカルロ・スタントンも故障で戦列を離れており、両者が復帰するまでのあいだはマイク・トークマンとクリント・フレイジャーの2人が出場機会を増やすことが予想される。ブーンは「我々はMVP級の選手を2人失った。今季は特に素晴らしい活躍をしてくれていたから(両者の戦線離脱は)痛いよ。でも、我々にはそれに耐えうるだけの戦力がある」と語り、代役となる選手たちに期待を寄せた。

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