インディアンスがタイガースに対して同一カード18連勝!

アメリカン・リーグ中部地区に所属するインディアンスは、同地区のタイガースに対して17連勝のまま昨季を終えた(昨季の対戦成績は19試合で18勝1敗)。日本時間8月15日に今季初対戦を迎え、3号先制2ランを放ったフランミル・レイエスらの活躍により10対5で勝利。これでタイガース戦は18連勝となり、同一カードでの球団記録を更新した。

1969年以降、同一カードでの18連勝はメジャー2位タイの記録である。ヤンキースも現在、オリオールズに対して18連勝を継続中であり、1969~70年にかけてオリオールズはロイヤルズに対して23連勝を記録している。なお、インディアンスは18連勝の期間中に117得点・37失点とタイガースを投打両面で圧倒している。

インディアンス投手陣は、18連勝のうち6試合を完封し、2失点以下も12試合を数える。タイガースを同一シーズンで6度も完封したチームは、1954年ホワイトソックス以来だった。タイガースは今季ここまで9勝8敗と予想外の健闘を見せているとはいえ、チーム再建中で戦力不足が顕著であり、インディアンスの連勝記録はさらに続いていくかもしれない。

明日はシェーン・ビーバー(インディアンス)とスペンサー・ターンブル(タイガース)、明後日はアダム・プルッコ(インディアンス)とマイケル・フルマー(タイガース)が先発予定。ビーバーは今季ここまで3勝0敗、防御率1.63と素晴らしい成績を残しているが、ターンブルも2勝0敗、防御率2.00と好調を維持しており、明日の試合が記録継続へのポイントとなりそうだ。

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