投打スターの活躍でドジャース勝利 大谷は4打数1安打

【ドジャース7-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

今季初のロサンゼルス対決、通称「フリーウェイ・シリーズ」はクレイトン・カーショウ、コディ・ベリンジャーというドジャースの投打のスター選手が見事な活躍を見せ、ドジャースが7対4で勝利。貯金6で並んでいたロッキーズがレンジャーズに敗れたため、ナショナル・リーグ西部地区の単独首位に躍り出た。

前回登板のジャイアンツ戦で3本塁打を浴び、今季初黒星を喫したカーショウは、試合序盤から安定感抜群のピッチングを展開。最初の4イニングを無安打に抑え、5回裏先頭のアンソニー・レンドンに5号ソロを浴びたものの、7回91球を投げて被安打、失点ともレンドンのこの本塁打のみだった。

打率1割台、本塁打も2本だけと不振が続いていた昨季MVPのベリンジャーは、6回表の第3打席でエンゼルス先発のパトリック・サンドバルから貴重な追加点となる3号2ランを放つと、8回表の第4打席でも3番手のライアン・バクターから4号2ラン。今季初の1試合複数アーチで4打点を叩き出し、チームの勝利に大きく貢献した。

カーショウとベリンジャー以外のMVP経験者では、アルバート・プーホルス(エンゼルス)が4打数1安打を記録。ムーキー・ベッツ(ドジャース)とマイク・トラウト(エンゼルス)はともに4打数ノーヒットに終わった。

エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場し、カーショウに対してセカンドゴロ併殺打、セカンドゴロ、セカンドゴロで3打席連続凡退。9回裏の第4打席でドジャース4番手のブレイク・トライネンからレフトへの二塁打を放ち、4打数1安打だった(今季打率.214)。

好投したカーショウが今季2勝目(1敗)、最後を締めくくったドジャース5番手のケンリー・ジャンセンが今季5セーブ目を記録。サンドバルは今季2敗目(0勝)を喫し、昨年のメジャーデビューから6連敗となった。

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