レッズの選手1名がコロナ陽性 パイレーツ戦2試合が延期に

秋山翔吾が所属するレッズで選手1名の新型コロナウイルス陽性が判明したことを受け、メジャーリーグ機構は日本時間8月16日と17日に予定されていたレッズ対パイレーツの試合を延期することを発表した。レッズのどの選手が陽性になったかは明らかにされていない。両チームは日本時間8月18日に試合がなく、この日にダブルヘッダーが組まれる可能性があるようだ。

2試合が延期されたのは、レッズにさらなる検査と感染経路の特定を行う時間を与えるためだ。レッズは日本時間16日にトレバー・バウアー、17日にルイス・カスティーヨが先発する予定となっていた。レッズで新型コロナウイルスの陽性が確認されたのは、マット・デービッドソン以来となる。デービッドソンはシーズン開幕前の検査の結果、陽性が判明し、日本時間7月26日に故障者リスト入り。ただし、直後に改めて検査を行った際には陰性と判定されており、陽性は誤判定であったと見られている。

このほか、レッズではマイク・ムスターカス、ニック・センゼル、ジョーイ・ボットーといった選手たちが体調不良により故障者リスト入りしたが、いずれも新型コロナウイルスの陽性反応は出ていない。また、レッズはナショナル・リーグ中部地区において、新型コロナウイルス関連の理由で試合が延期となっていない唯一のチームだった。

中止となった2試合の開催日については、後日改めてメジャーリーグ機構から発表される予定となっている。

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