ブレーブス・アクーニャJr.が左手首の炎症で故障者リスト入り

ブレーブスは日本時間8月16日、ロナルド・アクーニャJr.を左手首の炎症により10日間の故障者リストに登録した。ブレーブスはアクーニャJr.が数日休めば戦列に復帰できると考えていたが、その望みは楽観的すぎたようだ。アクーニャJr.は日本時間8月11日のフィリーズ戦を最後に欠場が続いており、今回の故障者リスト入りは日本時間8月13日に遡って適用されている。

アクーニャJr.は今季ここまで18試合に出場して打率.258、4本塁打、9打点、1盗塁、OPS.887を記録。過去2年に比べて四球で歩かされる場面が増えており、打率は過去2年を下回っているものの、出塁率.372は自己最高の数字となっている。60試合制の今季は「20-20」(20本塁打&20盗塁)の達成を期待されていたが、ペース的にはかなり厳しい状況だ。

日本時間8月10日のフィリーズとのダブルヘッダー2試合で合計3本塁打を放つなど、8月に入ってからは10試合で打率.364、4本塁打、OPS1.306と調子を上げていただけに、離脱は長期化しない見込みとはいえ、3年連続地区優勝を目指すブレーブスにとって、アクーニャJr.の離脱は痛手となる。ブライアン・スニッカー監督は「良いプレーをするためには手や手首が万全であることが必要だ。手首をかばって他の部分を故障してほしくない。まずは手首を万全にして、残りの試合に備えてほしい」と語った。

今季のブレーブスは、正二塁手のオジー・アルビーズが右手首の打撲で故障者リスト入りし、エース格のマイク・ソローカが右アキレス腱を断裂して今季絶望となるなど、投打の若きスター選手たちに故障が相次いでいる。スニッカーは「みんなで協力して、これを乗り越えていかなくてはならない。これを乗り越えれば、最後には良いことがあると信じている」と自分に言い聞かせるように話していた。

© MLB Advanced Media, LP.