海外ドラマで活躍する日本車特集!~日産編~【ドラマ映画に登場するクルマたち】

日産 初代フェアレディZ(S30) 240Z

1:名車 DATSUN Z(フェアレディZ)が登場!「スコーピオン」

超天才が選んだ愛車とは?

あのアインシュタインをも上回るIQを持った超天才たちがチームを作り、難事件を解決するドラマ「スコーピオン」。

そんなチームをまとめる主人公、ウォルターの愛車はなんと「DATSUN Z」。よく故障するんだと言いながら修理しつつ乗っています。もっと合理的でコスパの良いモデルもあるのに、あえてのチョイスだとするなら、それはIQとは関係なく「好きだから」ということでしょう。

ちなみに「DATSUN(ダットサン)」というのは日産のブランド名の一つです。創業当時の出資者らの頭文字と「脱兎の如く(速い)」をかけた「脱兎号」がはじまりで、そこに太陽のSUNを加えたのが由来。海外への輸出も多く、初代フェアレディZはDATSUN Z(英語でダッツン・ズィー)として爆発的な人気となり、北米ではニッサンよりダッツンの方が有名なほどでした。

2:日産 インフィニティ QX50がちょこっと出演!「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」

日産の海外向け高級車ブランドが登場

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はマーベル・コミックのアベンジャーズシリーズ第3作目で、スーパーヴィラン・サノスを相手にヒーローたちが総出で立ち向かいます。正直、登場人物が把握しきれませんが、だからこそもっと知りたくなるのが憎いところ。

さて、シリーズ1作目の「アベンジャーズ」では「A」をエンブレムとするアキュラ(北米ホンダ)がイメージカーとして登場しますが今回は…日産の海外ブランド「インフィニティ」が出てきます! そのまんまですね。

劇中で地球の防衛組織の長官が乗るのが、「インフィニティ QX50」というクロスオーバーSUV。その先代モデル「EX」は、日本では日産 スカイラインクロスオーバーとして販売されていました。ちなみにインフィニティのエンブレムは、無限への道と富士山を表しているそうですよ。

3:思わぬ登場に驚き! DATSUN 510(ブルーバード)「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」

懐かしさに思わず「ファイブ・テンだっ!」

「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」は、車からロボットへと変形する玩具・トランスフォーマーシリーズの実写映画化第3弾です。

黄色いシボレー カマロに変形する正義ロボットのバンブルビーはそれを買った学生のサムと相棒になりますが、今作では地球を守る仕事で忙しく、就職活動中のサムは代わりの愛車を用意。一見、2代目カマロに似た黄色いクラシックカーですが、その車の正体は、なんとバンブルビーのコスプレをした(?)「DATSUN 510(ブルーバード)」!あまりの懐かしさに思わず「えっ、ファイブ・テン!?」と驚いたファンも多かったようですよ。

ちなみに、アメリカで510に続いてヒットしたのが、上記でもご紹介したダッツン・ズィーことフェアレディZ。両車ともいまだに人気が高く、根強いファンや、丁寧に手入れをして乗っている人も多いんですよ!

まとめ

北米で爆発的人気を博した「DATSUN」ブランドは、いまだに多くのファンがいることもありますが、映像製作者たちに好かれているという印象もあります。現代の作品でも「映えるフォルム」のクルマとして度々登場するのは、私たち日本人にとっても嬉しいものですね!

© 株式会社MOTA