ドジャースがタイブレーク制し4連勝 大谷4打数無安打

【ドジャース6-5エンゼルス】(延長10回タイブレーク)@エンゼル・スタジアム

ドジャースとエンゼルスによる「フリーウェイ・シリーズ」3連戦の第2戦は、ドジャースがタイブレークを制して6対5で勝利。連勝を4に伸ばし、貯金を今季最多の8とした。7回表にムーキー・ベッツの8号ソロで追い付いたドジャースは、10回表無死三塁からマックス・マンシーがライトへの犠牲フライ。この1点が決勝点となった。

ドジャースが勝利した一戦は、エンゼルスが初回にマイク・トラウトの9号2ランで先制。トラウトとベッツが同じ試合で本塁打を放つのは今回が初めてだった。5対5の同点で迎えた10回表は、ドジャースの二塁走者クリス・テイラーが三盗を決め、マンシーの犠牲フライで勝ち越しに成功。イニングの先頭打者が犠牲フライを放つのは、メジャーリーグ史上初めての出来事となった。

ドジャース先発のウォーカー・ビューラーは、5回途中6安打5失点(自責点4)と今回も本来の力を発揮できず、エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーも6回途中5安打4失点で降板。ドジャース救援陣が無失点リレーを展開した一方、エンゼルスは3番手のフェリックス・ペーニャがベッツに同点弾を献上し、6番手のキーナン・ミドルトンがマンシーに決勝の犠牲フライを浴びた。

ドジャース4番手のジェイク・マギーが打者5人をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、今季2勝目(0敗)をマーク。10回裏を三者凡退に抑えた5番手のケンリー・ジャンセンに今季6セーブ目が記録され、決勝点を与えたミドルトンは今季初黒星(0勝)を喫した。

エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場し、右腕ビューラーと対戦した2打席はピッチャーゴロとセカンドゴロ。第3打席は2番手の左腕ケイレブ・ファーガソンの前に見逃し三振に倒れ、第4打席は左腕マギーと対戦してレフトフライに打ち取られた。4打数ノーヒットで今季の打率は.200、OPSは.739となっている。

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