レイズ・ロウが4試合連続本塁打 山口は1/3回無失点

【レイズ3-2ブルージェイズ】@サーレン・フィールド

前日の試合が雨天サスペンデッドとなり、4回裏から再開された一戦は、9回表にブランドン・ロウが4試合連発となる7号ソロを放ち、レイズが勝ち越しに成功。このリードを守り、3対2でブルージェイズを破った。

レイズのケビン・キャッシュ監督が「彼は違うレベルの選手になりつつある」と語るようにロウは好調を維持しており、この試合では決勝弾を含む5打数3安打1打点の活躍。打率は.338、OPSは1.153へ上昇した。レイズの選手による4試合連続本塁打は2016年のエバン・ロンゴリア(現ジャイアンツ)以来4年ぶりの快挙である。

試合はレイズが1点をリードした状態で再開され、4回裏にブルージェイズのラウディ・テレズが同点タイムリー。直後の5回表にレイズが相手のミスの間に1点を勝ち越したが、ブルージェイズは5回裏にテオスカー・ヘルナンデスのタイムリー二塁打ですぐさま同点に追い付いた。そして、9回表に飛び出したロウの一発が決勝点となった。

レイズ5番手のアーロン・ループが今季2勝目(0敗)、6番手のニック・アンダーソンが今季3セーブ目を記録。ブルージェイズ6番手のジョーダン・ロマノはロウに決勝弾を浴び、今季初黒星(1勝)を喫した。

なお、ブルージェイズの山口俊は、9回表にロマノが二死一・二塁のピンチを招いたところで7番手として登板。ケビン・キアマイアーをカウント2-2と追い込んだあと、チェンジアップでレフトフライに打ち取り、1/3回を無失点に抑えた(防御率8.31)。

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