レイズがタイブレーク制す 筒香は一時逆転の3号3ラン

【レイズ7-5ブルージェイズ】(延長8回タイブレーク)@サーレン・フィールド

前日の試合が雨天サスペンデッドとなったため、ダブルヘッダーの第2試合扱いとなったこの試合は7イニング制で行われた。3連戦の負け越しまであと1アウトに追い込まれたレイズだったが、相手のミスによって5対5の同点とし、タイブレークに突入した8回表にウィリー・アダメスが勝ち越しの2号2ラン。これが決勝打となり、ブルージェイズ3連戦を2勝1敗で終えた。

レイズがヨニー・チリーノス、ブルージェイズがマット・シューメイカーの先発で始まった一戦は、ブルージェイズが初回にランドール・グリチックの2号2ランで先制。レイズは4回表に筒香嘉智が左中間への3号3ランを放ち、逆転に成功した。

直後の4回裏、ブルージェイズはブラディミール・ゲレーロJr.の3号同点ソロとアンソニー・アルフォードの1号勝ち越し2ランでリードを奪い、1点リードの状態で勝利まであと1アウト。しかし、7回表二死一塁からヤンディ・ディアスが放ったヒットをライトのテオスカー・ヘルナンデスがファンブルし、レイズはその間に一塁走者のオースティン・メドウズが生還して5対5の同点に追い付いた。

タイブレークに突入した8回表、レイズは一死三塁からアダメスが2号2ランを放ち、勝ち越しに成功。このリードを守り、7対5で勝利した。レイズ5番手のアーロン・ループが1日2勝となる今季3勝目(0敗)、6番手のアーロン・スレジャースが今季初セーブを記録。ブルージェイズ5番手のウィルマー・フォントは今季2敗目(1勝)を喫した。

第1試合を欠場した筒香は「5番・レフト」で先発出場。第1打席はショートフライに倒れたが、4回表二死一・二塁のチャンスで迎えた第2打席でシューメイカーの87マイルのスプリッターを捉え、逆方向へ3号逆転3ランを叩き込んだ。6回表の第3打席ではレフトへの二塁打を放ち、代走を送られて途中交代。3打数2安打3打点の活躍で今季の打率は.207、OPSは.715となった。

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