京成電鉄×墨田区「空き家等対策に関する協定」締結

墨田区イメージ 写真:PIXTA

京成電鉄と東京都墨田区は「墨田区空き家等対策に関する協定書」を締結した。京成は空き家対策を通じて、沿線の地域活性化を目指す。

同社は2019年度スタートの中期経営計画「E4プラン」の基本戦略に、「地域との共生による京成グループの存在感強化」を掲げる。沿線自治体と連携して地域活性化施策に取り組むが、空き家対策に絞った協定は墨田区が初めて。少子高齢化を背景に全国的に空き家の増加が問題となる中、空き家の発生防止や利活用促進に両者共同で乗り出す。

主な協業メニューは、①空き家の発生予防を目的としたセミナーの開催②「墨田区空き家等対策に係るあり方連絡会」への参加・協力③空き家所有者などからの相談に対応するために必要な範囲での情報共有等

文:上里夏生

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