マセラティ、580馬力のV8エンジンを搭載した「トロフェオ」をギブリ/クアトロポルテに設定

マセラティ トロフェオ クアトロポルテ/レヴァンテ/ギブリ

トリコロールカラーと艶消しクロームでアグレッシブかつエレガントな印象に

マセラティ「トロフェオ」は、マセラティのメイド・イン・イタリアというアイデンティティを改めて強調するべく、ローンチ・エクステリア・カラーとしてはイタリア国旗のトリコロールを採用。クアトロポルテにグリーン、レヴァンテにホワイト、ギブリにレッドを設定し、つや消しクロームと光沢のあるレッドのトリムがそれぞれにアグレッシヴさとエレガントさを同時に与えている。

トロフェオ専用のエクステリア

トロフェオコレクションのエクステリアは、ブラックピアノ仕上げのデュアルバーのフロントグリル、カーボンファイバー仕上げのフロントエアダクトトリムとリアエクストラクターを採用するなど、よりアグレッシブな印象に仕上げた。さらに、トロフェオコレクションに共通する外観の特徴として、サイドエアベントフレームとCピラーのサエッタロゴに施されたレッドのディテールが施されている。

リアデザインはライト形状が刷新され、3200GTやアルフィエーリのコンセプトカーにインスパイアされたブーメランのような意匠を採用。また、ギブリ トロフェオにおいては、ボンネット形状も新たなデザインが与えられており、冷却性を高める2つのエアダクトを備えている。

ギブリ/クアトロポルテ トロフェオの足元には、21インチのオリオーネホイールを装着。レヴァンテ トロフェオには22インチのオリオーネホイールを装着する。

トロフェオ専用のインテリア

トロフェオのインテリアは、イグニッションをオンにすると専用のインターフェースが表示される新しいオンボードパネルが採用され、ヘッドレストにトロフェオの文字が刺繍されている。また、インテリアには最高級レザーである、フルグレインのピエノ・フィオーレ・ナチュラルレザーを採用した。

最高速度326km/hを誇るマセラティ史上最速セダン

マセラティ ギブリ トロフェオ

ギブリおよびクアトロポルテのトロフェオの心臓部となるのは、最高出力580ps/6,250rpm、最大トルク730Nmを発揮する3.8リッターV8ツインターボエンジンで、ギブリへのV8エンジン採用は初となる。このエンジンは、マセラティ専用にマラネッロのフェラーリ工場で製造され、マセラティの特徴ともいえるエンジンのサウンドも健在だ。

最高速度は、ギブリ/クアトロポルテ トロフェオが326km/h、レヴァンテ トロフェオの最高速度302km/hを上回る。

「コルサ」ボタンを追加し、よりスポーティーな走りを実現

マセラティ ギブリ トロフェオ

新型ギブリ/クアトロポルテ トロフェオは、レヴァンテ トロフェオ同様に統合車両制御(IVC)システムが搭載されており、ドライビングダイナミクスの強化、アクティブセーフティの向上、さらにスリリングなパフォーマンスを保証するための特別なセットアップが施されている。

また、よりスポーティなドライビングスタイルを実現するコルサボタンを追加。さらに、ローンチ・コントロール機能を有し、エンジンのパワーのすべてを解き放ち、息を呑むようなパフォーマンスと本格的なマセラティのドライビング・エクスペリエンスを実現する。

見やすくなったスクリーンと充実した運転支援機能

ADAS(運転支援)システムには新機能が追加され、アクティブ・ドライビング・アシストにより、市街地や一般の高速道路でも運転支援機能の作動が可能。また、MIA(マセラティ インテリジェント アシスタント)にも新技術を導入。解像度がアップグレードされたマルチメディアスクリーンには、ギブリ トロフェオ、クアトロポルテ トロフェオともに10.1インチ、レヴァンテには8.4インチのディスプレイが採用され、解像度とグラフィックが以前より向上した。さらに、マセラティ コネクト プログラムにより、トロフェオ コレクションは常にインターネットに接続されており、さまざまなサービスを提供する。

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