【長崎新聞ウェブ写真展】甲子園で価値ある勝利 創成館 特別な1年 2020年甲子園高校野球交流試合

 17日まで熱戦を繰り広げた2020年甲子園高校野球交流試合。11日に登場した長崎県の創成館は平田(島根)に4-0で快勝した。
 昨秋の九州大会で4強入りして今春の選抜出場切符を手にしながら、コロナ禍で中止に。夏の全国選手権も消えた。交流試合開催決定での笑顔もつかの間「優勝して甲子園で戦おう」と意気込んで臨んだ代替県大会は2回戦敗退。いくつもの悔しさを味わったが、最後は真骨頂の「守り勝つ」野球で締めくくった。
 前例のない1年。懸命に前を向き続け、特別な1勝を手にしたチームの軌跡を写真で振り返る。


【堅守】昨秋の九州大会は堅守と勝負強い打撃で4強入り。準決勝で明豊(大分)に敗れたが、接戦に持ち込んで選抜出場を確実にした=佐賀市、佐賀県立森林公園野球場

【歓喜】1月の選考委員会で選抜出場が決まり、選手たちは喜びを爆発させた=諫早市、創成館高

【失意】春の選抜は開幕の約1週間前に中止となった。知らせを聞いて涙ぐみ、唇をかむ選手たち=諫早市、創成館高野球場

【笑顔】選抜出場予定だった32校を招待する「甲子園交流試合」の開催が6月に決定。選手たちに笑顔が広がった=諫早市、創成館高野球場

【堂々】真骨頂の「守り勝つ野球」をやり抜き、価値ある1勝をつかんだ。胸を張り、校歌を歌う選手たち=甲子園

【試練】「優勝して甲子園で戦おう」と意気込んで臨んだ代替県大会は2回戦敗退。またも試練に見舞われた=諫早市第1野球場

【躍動】ようやく立った夢舞台で選手たちは躍動した。平田戦の三回、田中が貴重な先制打=甲子園

【力投】平田戦でエース白水は5回無失点と力投。試合のリズムをつかんだ=甲子園

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