ドジャース逆転で6連勝 シーガー兄弟がアーチ共演

【マリナーズ9-11ドジャース】@ドジャー・スタジアム

シーガー兄弟の初めての直接対決が注目されたマリナーズ対ドジャースの一戦は、7回裏に一挙5点を奪ったドジャースが11対9で逆転勝利。連勝を6に伸ばし、貯金を今季最多の10とした。シーガー兄弟の兄、マリナーズのカイル・シーガーは3回表に4号ソロを放つなど4打数3安打2打点の活躍。一方、シーガー兄弟の弟、ドジャースのコリー・シーガーも6号3ランを含む4打数2安打3打点の活躍を見せ、初の直接対決でアーチ共演となった。

試合はマリナーズがジャスティン・ダン、ドジャースがロス・ストリップリングの先発でスタートし、初回にマリナーズがオースティン・ノラのタイムリーなどで2点を先制。ドジャースは1回裏にムーキー・ベッツの9号先頭打者アーチで1点を返し、2回裏にはC・シーガーの6号3ランなどで5点を奪って逆転に成功した。

しかし、マリナーズは3回表にカイル・ルイスの5号2ラン、K・シーガーの4号ソロ、エバン・ホワイトの3号3ランと3本のアーチで5点を奪って試合をひっくり返し、4回表にはK・シーガーのタイムリーでさらに1点を追加して2点をリード。試合はそのまま終盤に突入した。

ドジャースは2点ビハインドの7回裏、マリナーズ5番手のマット・マギルから無死満塁のチャンスを作り、AJ・ポロックのタイムリー、エンリケ・ヘルナンデスの2号2ランなどで5点を奪って逆転に成功。8回裏にホワイトの4号ソロで1点を返されたが、最後は守護神のケンリー・ジャンセンが2点のリードを守り抜いた。

ドジャース4番手のケイレブ・ファーガソンが今季初勝利(0敗)、6番手のジャンセンが今季7セーブ目をマーク。マギルには今季初黒星(0勝)が記録された。なお、兄弟が同じ試合で本塁打を放つのは、2001年6月7日にセザー・クレスポ(パドレス)とフェリペ・クレスポ(ジャイアンツ・元巨人)が本塁打を放って以来19年ぶりの快挙となった。

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