新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は18日、10歳未満から80代までの男女22人の感染が新たに確認された、と発表した。中等症2人、軽症16人、無症状4人で、5人の感染経路が不明という。市発表の感染者数は累計912人となった。
年代別は、20代が最多の5人。10.40代が各4人、10歳未満と30代が各3人、50代2人、80代1人。居住区は、川崎区が最多の11人。麻生区4人、幸・高津区が各2人、宮前・多摩区と都内が各1人。
市によると、家庭内感染は10人で、川崎・麻生区内の4世帯では複数人が陽性と判明した。5人は市立小・中学校の児童生徒4人と幼稚園児1人だった。
経路が不明の5人は川崎区に住む10代の小学生女児や、都内在住で市内の病院に勤務する看護師の30代女性ら。
また市は、市立川崎病院(同市川崎区)で12~13日に当直勤務をした小児科医の30代男性が感染したことを受け、診察を受けた子どもや付添人ら計16人を検査した結果、全員陰性だったと発表した。