4K版「ウルトラセブン」放送決定。大ファン・松本人志が魅力を語る

NHK BS4Kでは9月29日から、「ウルトラQ」「ウルトラマン」に続く円谷プロダクションの「空想特撮シリーズ」第3弾「ウルトラセブン」(火曜午後11:15)の4KHDRリマスター版を放送する(全48話)。

今回、16mmのネガ原版から4KHDR化したことで、精細かつ色彩豊かな映像が実現。怪獣の生物感が増し、ウルトラホークなどウルトラ警備隊の主要メカの金属感も増した。当時の放送では表現できなかった色や光の美しさが鮮明になり、より魅力的な「ウルトラセブン」を堪能できる。

さらに、9月5日には事前特番「4Kで進化するウルトラセブン」(午後7:00。NHK BSプレミアムでは9月13日午後11:17)では、新たに発見された「ウルトラセブン」の魅力を当時の撮影スタッフとともに振り返る。そして、モロボシ・ダン役の森次晃嗣やアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子らが当時のエピソードを明かす。

森次は「4Kリマスター化された『ウルトラセブン』は、これまでのものとは全く違う素晴らしい画(え)になっている。細かいところまで見えるし、遠近感がよく分かる。これほど長く愛される作品になるとは、当時思ってもみませんでした」とアピール。

また、「ウルトラセブン」ファンとしても知られるダウンタウン・松本人志が、独自の視点からその魅力を熱く語る。

松本は「エピソードの中では実相寺昭雄監督と(脚本の)金城哲夫さんが唯一組んだ『狙われた街』が一番好きで、メトロン星人のファンです。『ウルトラセブン』はウルトラマンシリーズの最高傑作ではないでしょうか」と話している。

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