ジャイアンツが連敗ストップ 大谷4打数無安打1打点

【ジャイアンツ8-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ジャイアンツは今季2度目の先発となったトレバー・ケーヒルが4回1失点と力投し、エンゼルスに8対2で快勝。連敗を5で止めた。ケーヒルはエンゼルスに対して通算で6勝3敗、防御率2.31の好成績を残しており、この試合でも安定したピッチング。エンゼルス打線に的を絞らせず、強い打球をほとんど打たれなかった。

ジャイアンツ打線は試合序盤からケーヒルを援護し、今季好調のディラン・バンディに対してマイク・ヤストレムスキーの6号先頭打者アーチで先制。1回裏にケーヒルがトミー・ラステラに3号ソロを浴びて同点に追い付かれたものの、2回表にはパブロ・サンドバルが1号2ランを放ち、すぐさまリードを奪った。

5回表にブランドン・クロフォードの2点タイムリー二塁打でリードを5点に広げると、9回表にはエバン・ロンゴリアとサンドバルにもタイムリー二塁打が飛び出して8対1と大量7点をリード。9回裏に7番手のショーン・アンダーソンが1点を失ったが、8対2で快勝した。

ジャイアンツ5番手のジャーリン・ガルシアが8回裏の1イニングを三者凡退に抑えて今季初勝利(1敗)をマーク。12イニング連続無失点を続けていたバンディは4回4失点で今季2敗目(3勝)を喫した。

エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場。右腕ケーヒルと対戦した2打席は空振り三振とキャッチャーへのファウルフライに倒れ、ジャイアンツ4番手の左腕ワンディ・ペラルタとの対戦となった第3打席は相手のエラーで出塁した。9回裏無死二・三塁のチャンスで回ってきた第4打席は左腕アンダーソンの前にショートゴロに倒れたが、1打点を記録。4打数ノーヒット1打点で今季の打率は.191、OPSは.683となった。

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