暴走族「平塚紅蓮」を摘発、少年13人摘発 「捕まるスリルを味わうため」

 神奈川県警交通捜査課と大磯署は17日までに、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、平塚市に住む会社員の少年(17)ら少年13人を逮捕、書類送検した。

 逮捕、書類送検容疑は共謀して、昨年10月27日未明、二宮町や大磯町の国道1号で、オートバイ6台に分乗して、信号無視や蛇行運転などの暴走行為を繰り返した、としている。

 県警によると、13人は昨夏に結成された「平塚紅蓮(ぐれん)」を名乗る暴走族メンバー。平塚市や寒川町などに住む当時15~17歳で、うち6人は無免許運転の疑いでも摘発された。

 全員が容疑を認め「警察をおちょくるのが楽しかった」「捕まるかもしれないスリルを味わうためだった」などと供述している。

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