ダルビッシュ6回1失点で4勝目 再三のピンチをしのぐ

【カージナルス3-6カブス】@リグリー・フィールド

カブスは先発のダルビッシュ有が8本のヒットを浴びながらも6回1失点という粘りのピッチングを見せ、同地区ライバルのカージナルスに6対3で勝利。ダルビッシュには今季4勝目(1敗)が記録された。カージナルスは先発のダニエル・ポンセデレオンが4回途中2失点で今季2敗目(0勝)。リリーフで登板した4人の投手がいずれも新人という苦しい継投になり、カブスの追加点を阻止できなかった。

カブスは3回裏にイアン・ハップの5号ソロで先制。2対1と1点リードで迎えた5回裏にはカイル・シュワーバーが4号2ランを放ち、7回裏にもビクトル・カラティーニのタイムリー二塁打とジェイソン・キプニスの犠飛で2点を追加した。その後、8回表に2点を返されたが、4番手のローワン・ウィックが1回1/3を無失点に抑える好リリーフ。ウィックには今季4セーブ目が記録された。

ダルビッシュは2回表一死一・二塁のピンチでマット・ウィータースをショートへの併殺打に打ち取り、3回表一死一塁の場面でもトミー・エドマンをサードへの併殺打に仕留めた。1点を先制してもらった直後の4回表には無死満塁の大ピンチを招いたが、ディラン・カールソンをピッチャーゴロ、デクスター・ファウラーを空振り三振、ウィータースをライトライナーに抑えて無失点。5回表にポール・ゴールドシュミットのタイムリーで1点を失ったが、98球で6イニングを投げ抜いた。

ダルビッシュは6回98球を投げて被安打8、奪三振7、与四球1、失点1という投球内容で、今季の防御率は1.80となっている。

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