【新型コロナ】横浜市で新たに26人の感染を確認 保育施設では2人が感染

横浜市役所

 新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、横浜市は19日、10~80代の男女26人の感染が新たに確認された、と発表した。軽症22人、無症状4人で、15人の感染経路が不明という。

 年代別は、50代が最多の6人。20代5人、60代4人、10.40代が各3人、30.80代が各2人、70代1人。

 経路が判明している11人のうち、会社員の60代女性はクラスター(感染者集団)が起きた済生会横浜市南部病院(同市港南区)の病棟に委託業者として出入りしていた。同病院の感染者数は計14人となった。

 同じくクラスターが発生した日本体育大学横浜・健志台キャンパス(同市青葉区)のレスリング部でも、13日の集団検査で陰性だった10代の男子部員が再検査を受けたところ、陽性と分かった。同部の感染者数はOBを含む計21人となった。

 保育士が感染した市内の保育施設では、検査の結果、全園児14人は陰性だったが、保育士の40代女性と調理員の50代女性の感染が確認された。また感染した介護職の女性が勤務する市内の病院では、入院する70代の女性患者が陽性と判明した。

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