F1トルコGPが2011年以来の復活へ。2020年カレンダーは12月半ばまでの全17戦で確定か

 2020年F1カレンダーにトルコGPが加わる見通しであることが分かった。現時点で第13戦までが確定しているが、その後、トルコ、バーレーン2戦、アブダビと続き、全17戦のシーズンになるものと考えられる。

 コロナパンデミックの影響でF1は当初22戦を組んでいたカレンダーを大幅に変更せざるを得なくなった。

 多数のグランプリが中止を余儀なくされ、その代わりに、オリジナルのカレンダーには含まれていなかったグランプリがいくつか加えられている。7月24日に発表された最新のカレンダーでは、11月1日までの13戦の開催が明らかになっており、アメリカ大陸での開催を断念し、それに代わる形で、イタリア・ムジェロ、ドイツ・ニュルブルクリンク、ポルトガル・アルガルベ、イタリア・イモラでグランプリが実施されることが決まっている。

 F1はその後の残りのスケジュールを近いうちに発表する予定だ。第14戦は、イモラ戦の2週間後、トルコで11月15日に開催されるものと考えられている。

 トルコGPは2005年から2011年までイスタンブールパークで開催された後、カレンダーから脱落した。

2011年F1トルコGPのグリッドガール

 11月15日のトルコGPの後には、11月29日と12月6日にバーレーンで2戦が開催され、最終戦として12月13日にアブアビGPが実施される見通しとなっている。このプランが実現すると合計17戦となり、テレビ放映契約に関して最低限確保しなければならない15戦以上という条件をクリアする。

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