神奈川県厚木市下依知の相模川河川敷でヒマワリが見頃になっている。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で種まきの作業がずれ込み、例年より1カ月ほど遅めの満開となった。
ヒマワリが咲くのは、堤防道路沿いの河川敷約0.4ヘクタール。地元の農家を中心とした団体「フラワーパーク下依知実行委員会」(片倉正晶会長、32人)が、河川愛護事業として1998年から栽培を続けている。
「河川敷にごみが投棄されないよう育ててきた。今年は梅雨が長引き、肥料も十分にやれなかったので、例年より背丈が低め」と片倉会長。それでも、鮮やかな黄色の花がそろって南東方向を向いて咲く様子は圧巻で、訪れた家族連れらがスナップ写真を撮って楽しんでいた。
観光事業ではないため、近くに駐車場はない。数日で見ごろは終わるという。