東京・調布市 プレミアム付き商品券でコロナ打開の活性化策

東京・調布市は、新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する地域経済の活性化策として、新たな試みを始めます。市が発行するプレミアム商品券には、地域を盛り上げるための工夫がされています。

調布市が打ち出したのは1万円で1万3000円分の買い物ができるお得な商品券の発行です。20万セットの発行、発行額は26億円と、東京都内でも最大規模のプレミアムが付いています。

新型コロナの影響を受けてなかなか消費が上向かない中、期待がかかる商品券には地域活性のための"ある工夫”がされています。赤と青、2種類ある商品券は、使える店が分けられています。1万3000円分の商品券のうち、1万円分を占める青色の「共通券」は加盟している全ての店舗で使うことができる一方、プレミアム分として入っている3000円分の赤色の「限定券」は大型店舗やショッングモールでは使うことができません。調布市・産業振興課の伊東良之担当課長は「券は大型スーパーや商業施設で使われる傾向がある。市内にある小さな店でも多く消費してほしいということで、限定券を作った」と話しています。

商品券は8月20日から申し込みが始まり、9月28日から使うことができます。

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