【EL】将来が不安視されるも…コンテ監督はセビージャとの決勝に集中「勝つことしか考えていない」

インテルのアントニオ・コンテ監督は、将来を不安視されるもUEFAヨーロッパリーグ決勝に集中すると主張した。

コンテ監督はクラブから保護を受けていない事や、自身の仕事が正当に評価されていないと公言。そのため、インテルでの立場が不確実となっている。シーズン終了後にスティーブン・チャン会長との話し合いが予定されている中、コンテ監督はドイツのケルンで行われる決勝にフォーカスすると語った。

「明日は決勝戦を味わいたいと思う。それが私がキャリアで学んできたことであり、今を生きる事、今目の前にあることを考える事、そして悔いのないようにあらゆる角度から経験することだ」。

UEFAカップ時代に3度の優勝経験を持つインテルは、初めてセビージャと対戦する。5回制覇を達成し、ヨーロッパリーグ史上最も成功したチームとの対戦に、コンテ監督は試合の入り方に細心の注意を払った。

「恐怖という言葉は使わない。選手がロッカーでそれを感じて欲しくない。セビージャは歴史や経験でヨーロッパリーグで評価されているし、私たちはここでの経験は少ないの事実。重要なのは精神的に自由になる事。そして歴史に名を残すため勝つことだ」。

決勝に集中すると語るコンテ監督

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