カーショウ快投 菊池は5回途中5失点で今季2敗目

【ドジャース6-1マリナーズ】@T-モバイル・パーク

ドジャース先発のクレイトン・カーショウは、マリナーズ先発の菊池雄星との投げ合いを制し、今季3勝目(1敗)をマークした。5回裏に三者三振を奪うなど、7回96球を投げて被安打4、奪三振11、与四球1、失点1という見事なピッチング。通算奪三振数を2493とし、ドン・ドライスデール(2486奪三振)を抜いて球団史上2位に浮上した。

マリナーズ先発の菊池は、最初の2イニングをいずれも三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せたものの、3回表にマット・ビーティのタイムリー二塁打、AJ・ポロックとコディ・ベリンジャーのタイムリーなどで4失点。なかなかストライクをコールしてもらえず、新人捕手の捕逸で1点を献上するなど不運も重なった。

マリナーズは4回裏にカイル・シーガーの5号ソロで1点を返したが、直後の5回表に菊池が3つの四球で二死満塁のピンチを招いて降板。2番手テイラー・ギルボーの暴投により三塁走者が生還し、菊池には5失点目が記録された。

ドジャースは8回表にベリンジャーがダメ押しの6号ソロを放ち、8回裏を2番手のジェイク・マギー、9回裏を3番手のアダム・コラレックが無失点に抑えて6対1で逃げ切り。4回途中4安打5失点の菊池には今季2敗目(0勝)が記録され、今季の防御率は6.30となった。

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