【写真で解説】マツダから2020年秋デビューのコンパクトSUV「MX-30」

Published
2020/08/21 14:33 (JST)
Updated
2020/08/21 15:48 (JST)
マツダ MX-30 「e-SKYACTIV G」マイルドハイブリッドモデル[参考出品：国内仕様車／プロトタイプ] 同じコンパクトSUVという成り立ちながら、ファミリーなど後席を多用するユーザーに向けた仕立てのCX-30に対し、MX-30は2+2のパーソナルモビリティという立ち位置ですみ分けがされています。

ドライバーが自然に運転を楽しめる走りを実現したMX-30

MX-30

マツダは、7月31日から3日間開催された「オートモビル カウンシル2020」の会場で、今秋デビューする新世代商品群の第3弾である新型コンパクトSUV「マツダ MX-30(エムエックス サーティー)」を今秋から日本国内に導入すると発表しました。

なお、東京モーター2019で公開されたEVモデルは、今年度中のリース販売を予定しており、独自のマイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G（イー・スカイアクティブ・ジー）」搭載モデルから販売されます。

2019年秋の東京モーターショー会場で公開されたこのMX-30 Conceptは電気自動車(BEV)仕様。リチウムイオンバッテリーは床下に搭載されており、容量は35.5kWhと発表されました。航続距離はWLTPモードで200km。ユーザーの1日の平均移動距離48kmを遥かに超える数値になります（数値は欧州仕様車）。
今回発表されたこちらは2リッター直噴ガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.0に、マイルドハイブリッドシステム M HYBRID(エム ハイブリッド) を組み合わせた“e-SKYACTIV G”(イー・スカイアクティブ・ジー)モデルです。

フリースタイルドアによる開放感を高めたモダンな内外装

MX-30のボディサイズは、全長4395mm×全幅1795mm×全高1555mm、ホイールベース2655mm(欧州モデル・BEV仕様)。ほぼCX-30と同等の大きさとなります。
MX-30でまず目を引くのが、この観音開きの後部座席ドアです。2ドアのスポーティさと4ドアの利便性を両立した観音開きドアを見て、RX-8を思い起こしたファンも多いはず！
マツダが「フリースタイルドア」と名付けたこの観音開きドアには、センターピラーがないのでスムーズな乗降や荷物の出し入れが可能になり、多彩な楽しみ方ができそうです。
センターコンソール周りを抜け感のある形状とすることで、開放感を演出。
コルクや再生材を原材料とした生地を採用するなど、環境に配慮した素材が持つ自然な魅力を引き出し、心地良い室内空間を実現しています。

マツダ 新型MX-30 主要スペック

■全長×全幅×全高：4,395mm×1,795mm×1,555mm

■ホイールベース：2,655mm

■パワートレイン：e-SKYACTIV

■タイヤ：215/55R18

■駆動用バッテリー容量：35.5kWh

※数値は欧州仕様車の暫定値

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